12月25日 サンム戦

風琴工房のスタッフは激忙しいです。
まあスタッフさんというものは押しなべて忙しいですが、
ちょっと聞いてるとクラクラするくらい忙しいです。
そのスタッフが全員で、
公演以外で遠出をする、という大きな出来事がありました。
霧降に詣でるのです。

いままでどんな困難な題材を扱ったときも
スタッフさんに現地まで行って取材に付き合ってくれ、
と言ったことはありません。
まあそれは行ければ行けたにこしたことはないのですが、
御巣鷹は山ですし、
水俣は海です。
写真資料もたくさんあり、
舞台の設定自体は会議室だったりするのもあり、
そこまでせずともなんとか、と思ってきました。

もちろんわたしは現地に行きます。
資料読みこんでも
御巣鷹の地形、どんな風に激突し、
どこをどう飛行機が滑り落ちたのか、
そして遺族はどのように山を登ったのか、というのは、
御巣鷹の尾根までのぼり、
その後、スゲの沢まで下がる、という行程を取らないと
身に沁みないし、イメージしきれないからです。
もちろんそれ以外にも現地まで行かないとわからないことがたくさんある。
北海道の雪と東北の雪は違う、とか、
九州の海と東北の海は質感がまったく違う、とか。

しかし。霧降ばかりはムリだと思いました。
スケートリンクであれば新横浜にも東伏見にもあります。
でも霧降でホッケーを見る、という体験だけは、
唯一無二です。
ほかとまったく似ていないです。
霧降までどうしても来てほしい、と春からお願いしていました。

というワケで、全スタッフ+俳優の大石くんで、
なんとクリスマスに霧降に向かいました。
風琴工房的に歴史的な一日です。(笑)

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運転してくれています。
映像の浦島くん。

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練習を見ています。大石くん。
俳優は大勢で来たいだろうと思いますが、
ひとりで来た大石くんはわたしから手厚くケアをされたので
結果オトクだったと思います。

この日の戦いはかなり面白かったですね。
1ピリはサンムの動きが悪くて、
5分9秒と11分23秒に
#91 齋藤毅さん #17 飯村喜則さんがゴール。
飯村さんはアジアリーグ通算100ゴール。

これは楽勝パターンでしょう、って思ったんですが、
まったくそんなコトありませんでした。
2Pから元気を取り戻したサンムに、
まずは一点返されます。

そして、3P 47分28秒、
試合終了まで約12分。
お・い・つ・か・れ・たー。

いらない。正直言ってその見せ場、
まったく要りません。

しかしですね。
リードする時間が長いと疲れてしまい、
根負けして点を入れられる、
そういうコトがホッケーは多い気がします。
とか、解説してる場合じゃありません。
同点だ~。

そこからはもうホント、ドキドキする展開でした。
齋藤キャプテンが55分過ぎにペナルティボックス送りになったときは、
もうー。頑張って~。守って~。ってカンジです。

そしたらですね。

残り32秒。
もう延長戦、っていうそのとき、
#51 ボンク選手が、#48 上野選手からのパスを
素早く入れて、ゴール!!

大興奮です。客席。
で。残り3秒。
#48 上野選手が、たしかですが、
お得意のエンプティゴールを決めて結果としては4-2の勝利。
(ゴールは確かですが、エンプティだったかが曖昧・・・)

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劇的でした。
こんな無駄に劇的な試合になどなる必要ないのに、
とグッタリしているわたしをよそに、
スタッフ、大喜び。
ま。そうですよね。
せっかく来るなら、
接戦をものにして勝利!!
いいものですよね。

それにしてもスタッフ陣はおもしろかったですね。
ひとり静かめの場所に行って場内の音を録音するタクヘイさん、
天井に吊られた幕とか見て、
いいね、いいね、あれ、やりたいねって言ってる至さん。
オペ機材見に行ったり、
ムービングについて語り合う映像浦島氏と照明の美香ちゃん。
帰り道も、ずーっと、
アナウンスが聞き取りづらいから、
スピーカーの位置、かえればいいのに、とか、
そんなコトばかり言ってます。
唯一、舞台監督の八着は、地元の日本酒を飲みながら
試合を堪能していました。
ま。あのひと。プランニングは関係ないからね。(笑)

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ディフェンスをやる予定の大石くん。
#7 福沢さんにご挨拶の図。
福沢さん、最近、乗ってる気がします。
全日本の男泣きはわたしもいっしょに泣きました。
ちなみに福沢さんをイメージした役は、
小劇場界のテロリスト 浅倉洋介くんが演じます。
こころを込めて書きましたよ。
大石くんは、ルーキー、大津夕聖くんを
イメージした役を演じます。

そんなルーキー役、大石くんと共に、
わたしも、
ついにこの方にご挨拶をすることができました。

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まったく話しかけることができなかった
#48 上野選手です。
今日はせっかく話しかけることができ、
機嫌よく応対していただいたのに、
すごいスピードですよね、
ゴールのとこで見てると滑りが綺麗すぎてビックリします、とか、
ファンか、それはただのファンか、
ということしか言えなかったです。
はー。
まあ上野選手のことはいろんな方から
お話聞いてて、
調べてあるというのもあるんですケドね。
あ。オフのあいだも、ジム通い、
趣味ホッケー、っていうのは事実らしいです。
あと、陸上でも足は速いそうです→当たり前。

まあでもなんかお話聞けて、
これでアイスバックスの話書いてもいいぞって
気持ちにはなりました。

はー。取材に来られるのもあと2回。
土日の連戦を残すのみです。