10月5日 クレインズ戦 2戦目

ここ負けたらさすがにもう後がないよね、の決戦の日曜日です。
わたしもできたら勝つところを見て東京に帰りたい。
取材的にはいろんなところで観たほうが、
勉強になると思うんですが、
売店脇に挨拶に行ったら、
よく来た、よく来たと歓迎してもらい、
なんと、ユニホームを貸していただきました。
初ユニホーム。正直、超嬉しいです。

1005001

解ってますよ。
似合わないんです。
この世にあるスポーティなもの、すべてが似合わない。
それがワタクシ。
こんだけ自転車に乗っているのに自転車が似合わず、
自転車のためのリュックが似合わない。
なのにアイスホッケーを書くという、この無謀さよ。

とは言え、わたしがユニホームを着て観戦した試合は、
この後、負けなしを記録しているんです!!
と、いうことは、そう。この日も勝ちました!!
しかも文句ない、圧勝。
似合わなすぎて勝利の女神が同情してくれているんでしょうか。

この日のアイスバックスは、
昨日とはまるで別チーム。
第一ピリオドから超元気です。

ホッケーっていうのは、
氷上にいるのは6人なんですが、
ものすごいスピードで交替します。
その間、40秒から1分。
体力的にそれが限界なんだそう。
審判にいちいち選手交代要請もしません。
ある一定のルールのなか、
どんどん交替していきます。
DF2名、FW3名の基本セットが
通常4セット目まであって、
だいたいの場合はその単位で交替するのだそうです。
なので
ベンチにはそれプラス ゴーリー2人の22人入る。

この仕組みを最初知らなかったため、
6名、いいじゃん、演劇にするのに、
って思ったわたしはほんと物を知らなかったです。
でもこのセットが組まれている。
そのセットによって氷上でのプレー時間が異なるし、
立場も異なる、というのが
ホッケーのドラマとしてのおもしろさの源だな、
って気づいた時には企画は走り出していました。
22名の出演者はさすがに劇場規模的にも
劇作家としての実力的にも無理かなー、と思いましたが、
その陰影を出せる程度には俳優を呼ばないと、と
思いました。

どうでもいいコトですが、
この男だらけ風琴工房は、
Archives of leviathanが9名
hedge が 11名
出演しています。
まったくスポーツとは関係のない題材ですが、
最初が野球のナイン、
次がサッカーのイレブンを意識しています。
奇数っていうのが男が戦うカンジにマッチする気がするんです。
なので、今回は、15名、
ラクビーにしようって思いました。
肉弾戦ってコトではホッケーにヒケを取らないスポーツですし。
新日鉄釜石があったので、
サッカーよりラクビーのほうが
馴染みのある子供時代を過ごしましたし。

閑話休題。

で、ホッケーは第一セットっていうのが、
野球でいう、クリーンナップなんです。
つまり、得点ゲッター。
バックスの今年の第一セットは
48番上野拓紀、
51番デビット・ボンク
の名コンビが軸。
ここが今日の試合は本来の仕事をガッチリ果たしました。

第1ピリオドで、
高橋選手とボンク選手が一点づつで2点リード。
第2ピリオドで追いつかれて、
イヤーな空気が漂いだしたところで、
突き放す2ピリ終了直前の上野選手による
素晴らしい3点目。

この3点目がやっぱり大きいんですよね。
ピリオド間の休み、同点で迎えるのと、
直前でリードするのとではものすごく違う。
特にピリオド終了ギリギリっていうのは、
かなりガッカリした状態になるのかな、って思います。

そしてはじまった
3ピリ、9分28秒、
上野選手の大きすぎる4点目。

最後2分を超えると、リードされているほうは
ゴーリーをあげて6人攻撃、というのに入る場合が
多いです。
ゴーリー以外たった5人というアイスホッケーでは、
ひとりの比重がとても高い。
なので、ゴーリーをあげて、攻撃をひとり増やし、
決死で戦うワケです。
しかし、もし自陣に攻め込まれるとゴーリーがいないので
一瞬でゴールを決められてしまいます。
これをエンプティゴールというのですが、
上野選手のオハコなんだそうで、
この日も軽々とダメ押し、5点目を
エンプティゴールで決めました。
これで、ハットトリック。
わたしの隣で観戦していたヒロキファンだというお嬢さん、
ヒロキー、と嬌声。嬉しそう。

応援団が、
いいとこどりのヒロキー、とブチ上げまして、
完勝でした。
チーム的にもここで負けるとあとがない。
しかも強豪クレインズ相手ということで、
貴重な勝利だったのでは、と思います。