どうして私はそこで

恥じいらなくてはならぬのか。

おお悲しき国語の時間よ。

(文炳蘭)

「国語の時間」は、一九四〇年代、
大日本帝国の統治下にあった京城の小学校を舞台に、
朝鮮人でありながら、日本語を「国語」として教える
教師たちの群像劇です。
劇作家は、数々の新人戯曲賞を受賞し、
岸田戯曲賞の最終候補に二度まで選ばれながら、
自身の演劇活動を停止していた小里清。
三年以上の年月をかけ、
上演のあてもなく書き上げた渾身の戯曲を、
歴史と人間を扱う確かな手つきに定評のある
風琴工房の詩森ろばが演出し、
充実のキャストで上演致します。