story of hedge

世界最大の投資銀行アデルソン・キャビタルの日本人初のパートナーである茂木のところにかつての部下である加治が訪ねてくる。

茂木がアデルソンを辞めるという情報を聞きつけ訪ねてきたのだ。

加治は茂木に次はなにをやるつもりなのかと問う。

巨億の富を得て、2、3年は休むつもりだと答える茂木に、日本初となるバイアウト・ファンドをいっしょにやらないか、と加治は持ちかける。

そして立ち上げた「マチュリティ・パートナーズ」の最初の案件は、クレーン会社のカイト。

ぜったいに成功させなければならない案件に向け総力を結集し、会社を再生させることを成功させる。

 

story of insider

立ち上げから3年。

マチュリティパートナーズは様々な案件を成功させ、一躍時代の寵児となっていた。

そのマチュリティパートナーズに、証券取引等監視委員会の特別調査が入る。

そこであらわになるインサイダー取引の可能性。そんなことが起こるとはまったく予測していなかった社内は激震する。

理想に燃えていたはずのひとりの男が墜ちていく金融の暗い穴を調査官との息迫る攻防のなかに描く、hedgeの続編です。

 

1
金融ドラマです


insiderは、経済、その中でも金融に焦点をあてたドラマです。 日本で組成された企業再生ファンド。成功に沸き立つその会社が、一気に金融の暗闇へと墜ちていくその瞬間とそれでも求める理想を描きます。

2
男優のみ9人


男優のみ9人の群像ドラマです。個性豊かな俳優陣が縦横無人に活躍します。

3
充実したスタッフ陣


杉山至による丹精な美術を榊美香による照明が彩ります。また、ピアニスト後藤浩明が生演奏で作品に挑みます。

insiderに関わる金融用語解説

バイアウト・ファンド
複数の投資家から資金を集め、様々に理由で株価が低迷する起業に投資、買収する。経営コンサルティングに関わり、企業価値を高めたのちに株を売却することによってリターンを得る。敵対的買収によって、利益だけを得ることを目的とするバイアウト・ファンドは

「ハゲタカ・ファンド」などと揶揄されることもある。

インサイダー取引
内部者にしか知りえない情報により、株券等を売買し不当な利益を得る行為。

金融ビックバン
日本で1996年から2001年度にかけての大規模な金融制度改革。1986年、ロンドンの証券制度改革にちなむ。それまで金融機関を国が保護する「護送船団方式」を取ってきたが、それを辞めた結果、金融の倒産が相次いだ。2002年以降には、銀行業・保険業・証券がお互いの業務に乗り入れができるようになるなど規制緩和が進行。
M&A
企業の合併や買収の総称。英語の mergers and acquisitions(合併と買収)の略。事前に買収先との合意を求める友好的買収と知らせることなく株式取得を行う敵対的買収があり、後者はマネーゲームの温床ともなりうる。hedgeで扱うのは前者の友好的買収である。.