風琴工房

社会的なテーマを個人の物語として再構築し、きめ細やかなディテールを駆使して表現する。

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セクシャリティ、老人問題、少年犯罪、終末医療など、扱う題材の多彩さと現代を網羅するその問題意識がそのまま風琴工房の作品世界を構築しています。常にマイノリティの側に立つその眼差しを軸として、流行に左右されない、しかし独自の雰囲気を持つ硬質な演劇の作り手として静かに注目されてきました。ハードな訓練に裏打ちされた演技力の充実、一流のスタッフ陣による高精度のスタッフワークなど、妥協を許さない空間構成のうつくしさもみどころのひとつとなっています。

■略歴
1993年 旗揚げ。
2003年 『紅き深爪』が劇作家協会の新人戯曲賞優秀賞。
2004年 終戦直後の樺太を舞台とした意欲作『記憶、或いは辺境』を上演。
2005年 ロシア・アヴァンギャルドの実在した天才建築家を主人公に据えた『機械 と音楽』を上演。
2006年 京都でホストカンパニーとなりTOKYOSCAPE開催。
2007年 『紅の舞う丘』で第1回CoRich春の舞台芸術祭り2007グランプリ。
2008年 綿密な取材を基に正面から水俣病に取り組んだ『hg』が話題に。新聞を中心に様々なメディアで取り上げられた。
2010年 日航機墜落事故を扱った「葬送の教室」で鶴屋南北戯曲賞最終候補